100倍希釈して散布するだけの簡単消臭
10tの畜糞に対して1L・2,000円の低コスト
畜産バイオファイターとは

乳酸菌の力を最大限に活用した植物由来の消臭剤です。化学薬品を一切使わず植物の持つ自然の力を使い、アンモニアをはじめとする様々な悪臭の発生を大幅に抑制する技術がとても画期的であると、利用者から高く評価していただいている商品です。
バイオファイターには1グラムあたり6兆1千億個の乳酸菌(一般的な乳酸菌は1グラムあたり9千億個程度)が含まれています。家畜糞尿を好気性発酵で堆肥化する際に、糞尿に含まれる有機態窒素がアンモニア態窒素、アンモニアへと変化する過程を乳酸菌でコントロールして発生を抑えるとともに、堆肥中の微生物の働きを活性化し良質な完熟堆肥づくりを可能にします。

家畜の糞の写真
畜産農家を中心に、40か所以上で消臭試験を実施。消臭方法を確立。

畜産農家を中心に、40か所以上で消臭試験を実施してデータを収集し、アンモニア、低級脂肪酸など消臭困難物も消臭方法を確立しました。現場特有の条件に合わせ、様々な植物性菌を調合し臭気環境の改善を実現しています。
消臭試験結果の一部を紹介します。

縦型コンポストでの実験結果

ベルトコンベアで搬送中の鶏糞表面に、鶏糞10tあたりバイオファイター原液1Lを100倍にした希釈液を動力噴霧で散布しました。出口のアンモニア濃度を1カ月余り測定し、バイオファイターによる発生抑制効果を確認しました。
左図の棒グラフはコンポ出口のアンモニア濃度の推移を示しています。バイオファイターを使用する前は、どのコンポも鶏糞投入後アンモニア濃度が急上昇していますが、バイオファイター使用後は翌日から大きく上昇することなく、累積アンモニア濃度は使用が未使用に比べて大幅に抑制されています。

※棒グラフのアンモニア濃度の最高は16,000ppmとなっていますが、使用したアンモニア検知管の測定範囲上限を超えたためで、実際はもっと高い数値だったと思われます。

No.1〜3までのグラフ
堆積式での実験結果

堆肥舎受入部にダンピングした鶏糞の表面に、鶏糞10tあたりバイオファイター原液1Lを30〜50倍にした希釈液を動力噴霧で散布しました。その鶏糞と戻し堆肥を交互に約1.8m高さに堆積した後、当社のスクリュータイプ撹拌装置RA-Xで1日1回切り返しするとともにアンモニア濃度を8日間測定し、バイオファイターによる発生抑制効果を確認しました。下図左の棒グラフは、バイオファイター使用区(水色)と未使用区(ピンク色)の堆肥表面アンモニア濃度の推移を示しています。バイオファイター使用区は1日目から8日目までほぼ500ppm前後で安定的に推移しているのに対し、未使用区は特に発酵初期の4日目まで非常に濃度が高く、アンモニアの発生が使用区で大きく抑制されていることがわかります。
また、実験期間中の8日間累積アンモニア濃度を下図右に示しますが、堆肥内で生成したアンモニアを持ち去る発酵槽床面からの風量が一定であることから、バイオファイター使用区のアンモニア発生量は未使用区に比べ86%減と大幅に抑制されています。

堆肥表面アンモニア濃度の推移のグラフと実験期間中の8日間累積アンモニア濃度のグラフ
バイオファイターに自信あり。消臭効果を実感いただくまで、経費はいただきません。

臭気問題は近隣住民の方と感情的対立になるリスクを抱えています。住民からのクレームをなくすためには、主観的ではなく、客観的な数値データに基づき臭気対策に取り組んでいる姿勢を見せることが効果的と考えます。アンモニア濃度や低級脂肪酸は検知管で測定することができます。臭気対策を行う前の現状データをしっかりと測定し臭気対策を行った後の改善データを必要に応じ住民に公開することが大切です。
弊社では各畜舎の状態に合わせた乳酸菌の調合、消臭試験を行っています。臭気の測定方法、データのまとめ方、改善対策等もコンサルさせていただきますので、ぜひ持続可能な畜産業の一助として弊社とバイオファイターをお使いください。

周期対策の流れの図

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